ビックリ楽しい! 古本ワンダーランド

第2回「古本ワンダーランド」
高円寺・西部古書会館にて
2012年1月14日(土) 15日(日)開催!

律儀な人

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     せっせと本の値づけ中。
    市場でまとめて買っておいた本を整理しているのだが、それらの本、元々ひとりの持ち主の蔵書。
    律儀に、見返しか扉に認印を押している。
    蔵書印ではないのが、なんとなくショボい感じ。
    けど、古い本でも状態はかなりいいのでうれしい(早い話、読んでないってこと?)。

    そんな中に、同じ本が2冊あったりする。
    持っている本を持ってないと勘違いして、ダブって買うなんてことは、蔵書家にはありがちなこと。
    ボクも、古本屋になる前は、よくやってた。
    が、つぶさにそれらの本を見てみると、ただのダブりではなかった。
    2冊買ったのには、ちゃんと意味があったのだ。

    『スパイになりたかったスパイ』という本がある。
    講談社の本。
    これが2冊あって、なんと、そのうちの1冊は、扉が白紙なのだ。
    もう1冊の本には、同じ箇所にちゃんとタイトルとイラストが印刷されている。
    一瞬、タイトル部分が切り取られているのか?、と思ったが、白紙の紙は、ちゃんとタイトル用に用意された厚めの化粧紙。
    印刷ミスでタイトルが欠落したということしか考えられない。
    そんなこともあるんだねぇー、などと感心してたら、『隠された栄光』という早川書房本は、なんとタイトル扉が裏表逆に綴じられている。
    やはり、一瞬白紙?、と思わせといて、ページをめくると、タイトル扉が見開きの右側に登場する。
    なんとも。
    とても意図した造りとは思えないので、これも製本ミスだろう。

    2冊ある本のもう一つは、「密林から来た養女」という本。
    版元は、法政大学出版局。
    これは、同じタイトル本でも、カバーデザインが違う。
    つまり、元版と改装版ということだと想像がつく。
    で、奥付で確認。
    案の定、「1971年新装版1刷」の記載がある。
    なるほど、と、ちょい古めのデザインの本を手にして、こっちが元版なんだなと、奥付で何年前の本かなと見てみたら、なに!?
    「1971年新装版1刷」。
    おいおい、どっちも新装版かよ。
    なのに、なんでカバーデザインが違うんだ?
    気になるから、最初から最後まで、どっか違うとこはないかと探したが、見当らない。
    ということは。
    どちらも、同じ新装版用に刷られた本に、片っぽは、旧いカバーが間違えてかけられてしまったってこと?
    まさか、新装版のデザインを2タイプ作ったとは考えにくい。
    そもそもデザイン・テイストが全然違う。
    んー、謎だ、ワケわからん。

    と、それはそれとして、買った本が製本ミス本だからといって、正規本もちゃんと買って2冊揃えるとは。
    カバーデザインが違ってようが、扉の印刷が欠落してようが、中身内容は同じなんだから、読むだけならコトは足りるワケだし。
    やっぱ、律儀な人だったんだね、元の持ち主は。
    ごくろうさん。

    思い入れ

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       「古本ワンダーランド」用の荷物をボチボチと作っている。
      それにしても、澁澤龍彦とか、稲垣足穂だとかの古書価、まったくダメになっちゃったね。
      ほんと。
      ボクなんかは、大学時代、熱心に読んだけに、思い入れ強いんだけど…。
      古書人気も、ずっと高かったハズなのに。
      時代は変わった、ってコトかね。

      古書価は下がったとはいえ、投げ売る気持にもなれず、自分が納得できる値段をつけている。
      売れないのは覚悟で。
      思い入れというのは、なかなか強かなものだね。
      思い入れのない本は、さっさと100均に回してしまえるのに、ね。

      澁澤といえば、思い出してしまった。
      前回の「古本ワンダーランド」。
      市場で安く仕入れた大山の中に、「貝殻と頭蓋骨」が入ってた。
      「貝殻と頭蓋骨」今でも高い値段のついてる本で、もちろん、それを狙って落としたのだ。
      が、値づけをバイトに任せたら、なんと1000円なんて値段をつけられてしまった。
      気づいたときに、すぐ抜いて引っ込めてしまえばよかったのだが、ついうっかり抜き忘れて、そのまま売場に出てしまった。
      開場そうそう、あるお客さんがニコニコしながら、その本を帳場にもってきた。
      いかん、と思ったが、後の祭り。
      「売れたことで良しとしよう」なんて、言い訳ではすまないくらい、ガクっときてしまった。
      こっちは、ガクッだけど、お客さん的には、ウハハなワケで。
      古書催事なら、そのくらいのお得感をもってもらえるのも重要、ということで、無理やり納得させました。

      今回は、……?
      どうでしょう。
      ご期待を。

      そろそろ、そろそろ。

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         次回、「古本ワンダーランド」は、6/30、7/1に開催。
        ということは、あと2か月。
        そろそろ、本気モードで準備に入らねば。
        今まで、あまりにそろそろとしすぎた。
        そろそろ、ガンガンに走り始めねば。
        ということで、このブログも再開。
        ま、とりあえず、そろそろと。

        いよいよ今週末! 第2回「古本ワンダーランド」は1月14日(土) 15日(日) 10:00-18:00 高円寺・西部古書会館にて開催!

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          『びっくり楽しい』がコンセプトの古書催事・第2回「古本ワンダーランド」は、
          高円寺北口の西部古書会館(杉並区高円寺北2-19-9)にて、
          今週末、14日(土)・15日(日) 10:00-18:00 開催です!

          第2回「古本ワンダーランド」はここが『びっくり楽しい』!
           安くてびっくり楽しい!
               100円均一コーナー、充実してます!
           見つけてびっくり楽しい!
             欲しかったあの本が、まさかの半額!
           まさかのびっくり楽しい!?
             さらに驚きの企画が飛び出すかも……!?

          14日(土)・15日(日)、高円寺・西部古書会館にてお待ちしております!


          新しめ=ちょい古め

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             「古本ワンダーランド」開催まで、いよいよ1ヶ月を切った。
            気分は、待ったなし。

            品物の準備がなかなか予定通りいってないので、明日19日から、店は休みにして、準備に集中することにした。
            前回の第1回も、開催前3週間ほど店を休業にしたのだけど、2回目の今回は、早めからの準備を計画的にキチンとやって、搬入日まで店は休まずやりたい、と思っていたのに…。
            結局、性懲りもなく、同じ轍。
            それも習性、ということか。

            先日、新しめの文芸書のまとまった買取があった。
            一番弱いジャンルなので、それ自体はうれしかった。
            けど、新しめではあっても、ピカピカに新しい本、というのはほとんどなかった。
            新しめなんだけど、実をいえば、ちょっと古めの本というのが正しいかも。
            って、そういうのが一番厄介なんだよなー。
            需要が一巡してて、ダブつき気味で値段がつかない、という本が多いのだ。
            悲しい。
            業界関係者らしく、どれも献呈本みたいなので、キレイなのはありがたいのだが…。

            「古本ワンダーランド」は、コンセプトとして『びっくり楽しい』を掲げている。
            なのに、このブログには、楽しい話題がない。
            と、店のスタッフに指摘された。
            確かに。
            そして、今回もジョボ・ネタになってしまった。
            いかん。
            楽しい話題も探さねば。
            ということで、次回に、期待?

            第2回「古本ワンダーランド」のポスターができました!

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              いいのかね、こんなんで

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                 次回『古本ワンダーランド』用の品物を作っている。
                値札をつけながら、「売れるかな?」と考える。
                売れなくて元々と、売りたい値段をつける。
                売れなきゃ売れないで、最後は100円だな、などと思う。
                いいのかね、こんなんで、と心の隅では、秘かに思いつつ。

                本の整理の途中だけど…

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                   昨日。
                  市場に行く予定はしてなかったのだが、組合に行く用ができたので、一新会を覗く。
                  「古本ワンダーランド」用に、向きの本を探したが、コレと響いてくるモノはなかった。
                  なら、札を入れずにすませばいいものを、結局、お付合い。
                  特に欲しいワケではないのに、それなりの量を落としてしまった。
                  いや、言葉の使い方を間違えてしまった、「落ちてしまった」。
                  捨てなきゃないない本もかなりあるが、その中から拾った本を少し並べてみよう。

                  『溺女伝』岩田専太郎…半生記。女に溺れた人生だったというのがタイトルの意。女を描き続けた画家らしい1冊。
                  『香川登枝緒の笑人閑話』香川登枝緒…関西のお笑い芸人についてのエピソード集。わりとレアっぽい。台本作家ならではの裏話が満載? 署名本なんだけど、赤線引きが難。
                  『あの人この人』吉村公三郎…こちらは、映画に係わる人びとについてのエピソード集。これもレアっぽい。映画監督ならでは秘話が満載? 本の状態が今一なのが残念。
                  『随筆・寄席行燈』正岡容…今ちょうど正岡の評伝正岡容―このふしぎな人」(大西信行)を呼んでいる最中で、個人的にタイムリー。

                  とりあえず、こんなところで止める(まだ整理の途中だし…)。
                  結局、個人的興味の本だけピックアップしたってこと、でした。


                  と、ここまで書いて投稿したあと、本の整理を続けてたら、
                  『游魚遺稿』という本が出てきた。
                  句集のようである。
                  日本の古本屋でいい値段がついている。
                  俳句は門外漢で、游魚って何者?
                  気になる。
                  web上で調べてみても、詳しいことはよくわからない。
                  河東碧梧桐の門下らしく、碧梧桐が序文を献じている。
                  歌謡の芸事に通じ、書も書き、画人でもあったようで、碧梧桐は、「多芸多能」と記している。
                  実際、本書にも、俳句だけでなく書や画も載っている。
                  八万洞という店?も経営していたようだ。
                  想像するに美術商的な商売?(まったくの想像)。
                  本書は「遺稿」となっているが、他に著書はあるのだろうか、調べた限りはなさそうだけど…。
                  この本が出た昭和6年に、57歳で亡くなったとのこと。
                  と、それはそれとして、日本の古本屋でいい値段ついてるけど、ホントに需要はあるの?
                  少し疑問。
                  「古本ワンダーランド」にお安く出してみるか。

                  半額商材。

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                     時間ばかり過ぎていくのに、品物の準備が思うように捗らない。
                    って、そんな話ばっか書いてる気がするので、もうやめる。

                    今日は、サンダル文庫のwebshopページをリニューアル再開した。
                    全商品入れ替えて、新たにゼロからの出品だから、まだ寂しい限り。
                    地道に少しずつ増やしていこう。
                    思えば、リニューアルすると言って、半年以上閉じてたんだから、しょーもないことで…。

                    ワンダーランド用の品としては、半額値引き商品を大量に製造した。
                    値札に、ポンポンと「半額」印を押していく作業。
                    押し始めると、勢いがついて、「もー、これもいいや、あれもいいや」なんて気分で、ホント、かなり大盤振る舞い感覚。
                    半額商材を「古本ワンダーランド」の目玉にしたいと思っているのだが、半額にしたところで、飛ぶように売れるワケではない、というのは、前回の「ワンダーランド」で感じたこと。
                    やっぱ、売れ残り商材は、半額にしても売りにくい、ということか。
                    それでも、それでも、けっこうなお買い得品はあると思うから、半額目当てに、ぜひ来ていただきたいもの。
                    と、宣伝しておきます。

                    気合! 気合!

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                       『ちいさな古本博覧会』が終わった。
                      バテた。

                      次は、『縁台ふるほん市』か。
                      『古本ワンダーランド』に集中するのは、『縁台ふるほん市』が終わってからだな。
                      そこから、残り2ヶ月。
                      かなり、ヤバい。
                      本が足りてない。
                      相当気合入れて、スパートしないとマズそう。

                      けど、前回の『古本ワンダーランド』で学習したように、ただ量があってもダメ。
                      質をどこまで追求できるか。
                      だけど……。
                      元手も必要なワケで…。
                      なかなか。
                      が、やる以上は、ハンパにやっても意味ない。

                      「びっくり楽しい」というコンセプトを掲げているからには、それに見合う内容に仕上げねば。
                      少しでも、前回よりよくなってなきゃ、ね。
                      気合! 気合!


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